オペレーティング・リースのオンバランス処理 リース会計の改定 (IFRS#16)

04.03

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2016年1月13日付で、IFRS第16号「リース」が公表され、2019年1月1日以降開始の事業年度から適用されることになりました(IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」と併せて適用する場合には、早期適用が可能)。 今のところ、この新基準は、IFRS-SMEには影響がない、従って、SMEには適用が及ばないようです。

借手における変更点ですが、これまで、リース取引は、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースに区分され、ファイナンス・リースはオンバランス処理し、オペレーティング・リースはオフバランス処理されていましたが、この新基準により、リースはすべて、これまでのファイナンス・リースの処理、従って、オンバランス処理されることになりました。これは、インパクトの多い変更です。 勿論、リース期間が12ヶ月以内のものや、少額資産のリースについては(当初は、5千~7千ドル程度のものを想定していたようです)、オフバランス処理が可能です。

また、そもそものIFRSに原則通り、財務諸表全体におけるリースの重要性が低い場合には、このリース基準を適用する必要はないですし、割引計算の結果に重要性が低い場合には、オンバランス処理をするにしても、割引計算はしなくてもよい可能性があります。

他方、米国においても、似たような改正が行われましたが、米国喜寿においては、オペレーティング・リースをオンバランス処理するといっても、結果k的には、期間定額な費用認識をする方法にとどまりました。すなわち、リース開始時に、総リース料の割引現在価値で資産・負債を認識する一方で、期末時において再度、期末時点での割引現在価値を計算し、BS上、その金額になるように、資産と負債を同額減額する一方で、PL上は、リース料の支払金額で計上するだけの方法です。

最後に、日本基準においては、オペレーティング・リースのオンバランス化は、今のところ、検討されていない様です。またしても、日本基準は、IFRSや米国基準に置いていかれてしまいました。

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