財務諸表の適正な表示 (IFRS-SME 3.2)

11.21

財務諸表の適正な表示 (IFRS-SME 3.2) はコメントを受け付けていません。

catalog64

適正な表示

3.2 財務諸表は、企業の財政状態、財務業績及びキャッシュ・フローを適正に表示しなければならない。適正な表示をするには、第2章「概念及び全般的な原則」に 示されている資産、負債、収益及び費用に関する諸定義と認識規準に従って、取引及びその他の事象や状況を適正に表示することが要求される。

(a) 「SME 基準」の適用(ただし、必要な場合には追加の開示を伴う)により、SMEの財政状態、財務業績及びキャッシュ・フローの適正な表示を達成した財務諸表が得られると推定される。

(b) 1.5 項で説明されているように、公的説明責任を持つ企業が本基準を適用しても、本基準に従った適正な表示にはならない。

本基準の特定の要求事項に準拠するだけでは、特定の取引及びその他の事象や状況が企業の財政状態や財務業績に与える影響を利用者が理解するには不十分な 場合には、(a)に述べた追加の開示が必要となる。

上記(a)に述べられた追加の開示が必要な場合とは、例えば、売上の大部分が、特定の一つの顧客に対するものであったり、地理的に一か所、あるいは、特定の産業区分に集中している時であります。そうした売上の集中に関する開示は、財務諸表ユーザーの意思決定に影響を及ぼすものと思われますので、適正な表示を達成するためには必要なものとなります。 従って、IFRS-SME では、セグメント情報の開示は要求はされていないにも関わらず、上記の例の様な開示は必要であるとの事になると、開示すべきか否かの意思決定には、慎重な注意が必要という事になります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る