業績の構成要素 (IFRS-SME 2.23-2.26)

10.29

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2.23 業績は、ある報告期間における企業の収益と費用の関係である。本基準では、企業が一計算書方式(包括利益計算書)又は二計算書方式(損益計算書及び包括利益計算書)で業績を表示することを認めている。包括利益合計と純損益は、業績の測定値として、又は投下資本利益率若しくは1株当たり利益などの他の測定値の基礎として用いられることが多い。収益及び費用は、次のように定義される。

(a) 収益とは、当該報告期間中の資産の流入若しくは増価又は負債の減少の形をとる経済的便益の増加であり、持分出資者からの出資に関連するもの以外の持分の増加を生じさせるものをいう。

(b) 費用とは、当該報告期間中の資産の流出若しくは減価又は負債の発生の形をとる経済的便益の減少であり、持分出資者への分配に関連するもの以外の持分の減少を生じさせるものをいう。

2.24 収益及び費用の認識は、資産及び負債の認識及び測定の直接の結果である。収益及び費用の認識規準は 2.27 項から 2.32 項で議論されている。

損益計算書には、収益と費用が表示され、当該企業がその経済資源を使ってどれだけのリターンを創出したかの情報を提供します。

様式としては、2つの方法が明示されていますが、日本では、二計算書方式が一般的ではないかと思われます。

収益
2.25 広義の収益(income)には、狭義の収益(revenue)と利得の両方が含まれる。
(a) 狭義の収益は、広義の収益のうち、企業の通常の活動の過程において発生するものであり、売上、報酬、利息、配当、ロイヤルティー及び賃貸料を含むさまざまな名称で呼ばれている。

(b) 利得は、広義の収益の定義を満たすが狭義の収益ではないその他の項目で ある。利得が包括利益計算書に認識される場合、その情報は経済的意思決定を行うために有用であることから、通常、利得は別個に表示される。

 

費用
2.26 費用の定義には、企業の通常の活動の過程において発生する費用だけでなく損失が含まれる。

(a) 企業の通常の活動の過程において発生する費用には、例えば、売上原価、 賃金及び減価償却費などがある。費用は、通常、現金及び現金同等物、棚卸資産、有形固定資産などの資産の流出又は減価の形をとる。

(b) 損失は、費用の定義を満たすその他の項目で、企業の通常の活動の過程において発生し得るものである。損失が包括利益計算書に認識される場合、 その情報は経済的意思決定を行うために有用であることから、通常、損失は別個に表示される。

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